Q.E.(キュー・イー)とはラテン語で「それは〜です」という関係代名詞。
アフリカ布が人に与える印象はさまざまなもの。
それは
「とてもプリミティブ」
「大胆で派手な印象」
「元気をもらえる」etc.
作り手が狙うイメージよりも、使う方のイメージを主軸に
それぞれのイメージで、思い思いのスタイルを楽しんでいただけら
そんな願いを込めて、Q.E.と名づけました。
その昔、ヨーロッパ産の布製品がアジアに運ばれてきたように
アジアからアフリカへも布製品が輸出されておりました。
西アフリカの「パーニュ」と呼ばれる布も
日本から数多く輸出していたそうです。
当時、日本の染色問屋では
アフリカの方々がどんな色・柄を好むのか思案を重ね
考えついたのは「現地リサーチ」だとか。
何が好みか分からなければ、現地でリサーチし、それを染めればいいわけです。
そこで、その命を受けたアフリカ駐在の日本商社マンは
京都などの染色問屋の「柄見本帳」を抱え、アフリカ諸国を行脚したそうです。
柄見本帳に描かれている柄は、言わずと知れた「和の文様」
現地でピックアップされた「柄」や「色」を組み合わせ
アフリカ向けの模様を作り出し、それを染めて輸出をしていました。
現在、ほとんどの布がアフリカ諸国内で生産されておりますが
当時の影響が少なからず残っているようで
今も尚、日本の文様も描き続けられています。
もちろんアフリカ流にアレンジを効かせて。
そんな布たちに、どこか懐かしさや親しみやすさを感じると共に
色使いや発想の面白さデザインの斬新さに創作意欲をかき立たてられます。
Q.E.は、西アフリカの布「パーニュ」に帆布や革をあわせ
上品な中にも遊び心と使いやすさに配慮した
ワンランク上のこだわりのあるバッグを提案しています。
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